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ブレインハック事始め

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私は、「ブレインハック」、つまり脳機能の人為的拡張、に興味がある。

私が思うに、天才・偉人と呼ばれる人たちはみな、脳の使い方が上手い人ではないだろうか。意識的か無意識的か、はたまた先天的か後天的かわからないが、脳の使い方を心得ていると思われる節がある。

一方で、脳というのは、学習する器官でもある。残念ながら、私には、先天的・無意識的に脳を使いこなす才能は与えられなかったが、脳の使い方を学習できれば、私にも脳が使いこなせる可能性がある。

思い通りに脳が使いこなせたら、世界はもっと生きやすくなるんじゃないか、というのが私がブレインハックに興味をもった原点である。


私は、自分のブレインハック手法を開発する上で、いくつかの仮定を置いている。

  1. 脳は、ニューラルネットワーク的なモデルで表される神経回路の集合体である
  2. 神経回路が集まって「機能」を形成し、機能の出力信号は、別の機能の入力信号となる
  3. 脳の目的は、現状を分析して、最も「報酬」の多い、もしくは損害の少ないアクションを起こすことである

1点目を補足すると、現在のニューロンのモデル、ニューラルネットワークのモデルでは脳機能を表現するのに不十分であるかもしれないことは承知している。実際のところ、それらのモデルをブレインハックで意識することは無い。重要なのは、機能を実現するためには繰り返し学習する必要があるという点と、評価関数を与えることができるという点である。

2点目は、実際には、機能は明確にブロック化しているわけではないかもしれない。巨大なネットワークの一部断面を指して機能と呼んでいるだけなのかもしれない。

3点目で重要なのは、アクションには、脳内のアクティビティも含まれるという点である。報酬と書いたが、現実のお金などに代表される報酬ではなく、脳が感じる報酬(つまり神経回路的に快感であること)を意味する。もちろん、お金を貰うと嬉しいと感じるのであれば、現実のお金は、脳の報酬となりうる。私もその一人である。

これらの仮定の下で、いくつかの機能のプログラミングに挑戦した結果、ある程度ブレインハックできるようになってきた。何かの参考になれば幸いと思い、ここに記事を書くことにする。


私のブレインハックは、以下の特徴を持つ。

  • 脳をコンピュータシステムに例えた上で、脳の機能を「プログラミング」していく点
  • 脳の機能をプログラミングする上で、「報酬」という考え方を用いる点
  • 「コンパイラ」や「報酬」が個々人によって異なるため、ブレインハックの手法をそのまま再利用できない点

脳のプログラミングというと、神経言語プログラミング (NLP) を思い浮かべる人がいるかもしれないが、NLPとは明確に異なる。NLPは、優れた人物の行動を分析(モデリング)し、自己啓発的に学習していこう、というもののようである。NLPのPはコンピュータプログラムを意味するわけではないようだ。

コンピュータプログラムは、入力されたデータを処理し出力するものである。脳内の情報を入力として、そこに何らかの処理を行って、脳の別の機能に出力する、というのが私の言う脳のプログラムである。もちろん、コンピュータプログラムと同じように、入力が無い場合もあるし、処理が無い場合もあるし、出力が無い場合もありうる。

脳にプログラムを書き込む(繰り返し学習する)ことを、私はコンパイルと呼んでいる。基本的には、入力と出力を監視して、入力に対して正しい出力を出せるように何度か繰り返すことになるが、上手く言語化することができない。多分に感覚的なものである。「コンパイラ」が個々人によって異なるというのは、そういう意味で、この記事を読んでも、なんの参考にもならないかもしれない。ご承知おきいただきたい。


次の記事では、今までに私がプログラムした機能を紹介したい。

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