ついに遺伝子情報までも……

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住所、氏名、電話番号とかは漏洩しても生命の危険に直結しないけど、
遺伝子情報が漏洩されると、あんなことやこんなことが
(近い将来には)できるわけで、恐ろしい。

いくら個人が特定できないとはいえ、
絶対に漏洩すべきではない情報であると思う。

とはいえ、今後、遺伝子治療とか遺伝子分析とかが一般的になると
病院とか製薬会社とかクローン臓器製造会社(?)とかに
遺伝子情報(個人特定情報付き)が蓄積されることになるわけで、
遺伝子情報の漏洩が日常的になる時代が来るんだろうな、と考えると、
実に恐ろしく思うわけです。

実際、漏洩事件が(海外で)起きたんじゃなかったでしたっけ?

ま、慣れちゃうんでしょうけど。

# 個人情報漏洩ニュースに何の感情も抱かなくなってきている
# 今日この頃。

◆理化学研究所:144人分のDNA情報が流出
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=86981&media_id=2
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060913k0000e040076000c.html

◆NTTデータによる情報の流出について (riken.go.jp)
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2006/060913/index.html

◆「Winny」による個人情報および業務関連情報の流出について (nttdata.co.jp)
http://www.nttdata.co.jp/release/2006/091300.html


-- 追記

ちょっと調べたら、DNAが漏れると、本人だけじゃなく
血縁者まで危険に曝すことになる、という指摘があって、
たしかに! やばいじゃん!
と思った。法制化の動きはあるけど遅々としてるみたいで、
この事件をきっかけに、一気に法整備を推進してほしいものだ。


-- さらに追記

生命の危険よりも、差別の方が身近な問題なんですね。
思い出した、NHKスペシャルか何かで見たよ。うんうん。
アイスランドとかって、国民全員の遺伝情報がデータベース化
されてるんだったっけ?


-- 参考記事

◆セレラ社社長が個人の遺伝情報保護の法制化を訴え
 (hotwired.goo.ne.jp, 2000/6/9)
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20000609207.html


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このページは、ばばたかが2006年9月13日 17:44に書いたブログ記事です。

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