Winny雑感

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http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=13563&media_id=4

一国の長がフリーソフトの利用に言及する事態ですよ。

周りの反応も、マスコミが騒いでるなあ、程度の薄さで危機感も無し、
取り上げるにしてもイマサラ感すら漂うのですが。

冷静に、客観的に見てみると。
たかがウイルスごときに国家の重要機密を暴露され、
企業やら団体やらの機密・個人情報も流出し、
一国の長や政府閣僚がフリーソフトの使用自粛を求める事態って、
どうなんだろう?

ちょっとハズカシイ。

いろんな見方や問題があると思っていて、
・たかがウイルス、されどウイルス
・Winnyが日本人のツボに入りまくり
  = 著作権ってナンデスカ?の文化 or 著作権ビジネスの限界?
・私人所有PCの公的利用
・防衛機密情報の管理不徹底
 (私人PC云々以前に持ち出せる時点でアウトな気がする)
・PC一般ユーザーのウイルス対策意識の低さ
・PC一般ユーザーの技術的理解度の低さ
・ウイルス対策ソフトベンダーの甘さ
なんかが挙げられると思います。

Winnyの利用自粛を呼びかけて、それで流出が止まるんでしょうか?
ニュースになるような流出は少なくなると思います。
でもそれは、Winnyを利用しなくなったからではなくて、
国や企業や団体が対策をするからであって、
実際のところ、Winnyの利用は止まらないのではないでしょうか?

などと思ったまま書き連ねてみました。

# これって、決して日本だけの問題じゃないんですよね。
# 世界規模で機密性の高い情報が脆弱な形で分散されている、
# ってことに気がつかないアレ方面の方々でもあるまいし。

## Google Desktop とかが脳裏に浮かんだけど忘れたフリw

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このページは、ばばたかが2006年3月15日 12:00に書いたブログ記事です。

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