なんか、ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)が大人になっちゃったとか、声が太くなったとか、
ハーマイオニー(エマ・ワトソン)がすごいとか、ロン・ ウィーズリー(ルパート・グリント)の立ち位置が全く変わってないのが素晴らしいとか、
監督が変わってテイストも変わったとか、
各所で話題になってるハリー・ポッターとアズカバンの囚人を見ました。
原作を一行も読んでないので、前作からの繋がりがさっぱり見えないのですが、勝手に数年後と脳内補完してしましました。
そうしないとハリポタの成長ぶりが説明できない、ってか、すでに子供じゃない(笑)
前作までのワクワクドキドキの学園生活といった雰囲気はなく、ハリポタの命を狙うシリウス・ブラックと
アズカバンの看守ディメンターが重苦しい空気を醸し出していて、これはこれでGOOD。
あと、ヒポグリフが素晴らしい。
羽の生えた騎馬といえばペガサスを思い浮かべるわけなんですが、
ヒポグリフも良いかも、と思わせてしまうほど見事な造形。これだけで個人的には満足です(笑)
キャストでは、バニラ・スカイで弁護士を演じていたティモシー・スポールが、典型的な狡賢い悪役を見事に演じていたのが良かったです。
ルパート・グラントといい、ハリポタは脇役に恵まれてますな。ゲーリー・オールドマンも良かった。
ストーリー的には可もなく不可もなくといったところで、素直に楽しめました。
ちと子供向けとは言いにくいですが。
しかし・・・それは使っちゃダメだろう、J.K.ローリングさんよ。
とか思いました。