■社保庁、年金漏れ後始末に巨費…新システム導入に疑問の声
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070809it01.htm
スッキリしない。理由は以下の通り。
1. 何が問題でこのような事態になったのか、
新システムで何が改善され、何が改善されないのか、
国民に詳らかにすべきである。
まさか、新システムって、漏れた年金記録を洗い出す「だけ」の
機能しかなかったりするのか?
2. そもそも、社保庁はシステムの要件を定義できるのか?
3. 「巨費」とは、実にあいまいな表現である。
何と比べて、どのくらい大きいと言いたいのか。
4. たとえ「巨費」であっても、投じるだけの効果があるのであれば
投じるべきである。1.5兆注ぎ込んでおいて、いまさら
数億程度で騒ぐのはおかしい。
むしろ、節約を重視して効果が十分に発揮できない状況を恐れる。
5. 従来のシステムに欠陥があるのであれば、賠償を求めるべきである。
年間1000億貰うだけ貰うなんて、実にうらやましい
けしからん商売である。ま、いいけど。
6. 国民は、社保庁を叩くだけで満足せず、自分たちの過ちを
反省すべきである。税金(や年金)が正しく使われているのか、
監視するのは国民の責任である。
今回の反省を活かし、次の不祥事を防ぐ心構えを持つべきである。
7. で、年金制度はいつごろ破綻するんでしょうか?
ああ、スッキリ。