仕事納・・・まらない。
◆伊藤ハム東京工場の地下水汚染、消毒薬減が一因か
◆消毒薬を故意に減らす 伊藤ハム、シアン発生の一因に
きっかけは、非常に単純な疑問であった。記事によれば、消毒薬(次亜塩素酸ナトリウム)の量を減らしたためにシアンが発生した、ということになっている。シアン(CN)は、そう簡単に自然発生するものではない。シアン化合物を生成する細菌・菌類は存在するが、それならば原水からシアンが検出されるはずである。また、量を減らしたとはいえ消毒液を入れているので、生物によるシアンの生成は考えにくい。
シアンはどこから来たのか?
今月5日に出されたという報告書を見てみることにする。
■「東京工場における専用水道の水質調査検討結果」(2008年12月5日)
この報告書では、
・伊藤ハム東京工場の地下水がアンモニア態窒素を多く含む水であること
・次亜塩素酸、アンモニア態窒素、有機化合物が存在すると、シアン化合物が生成されること
・(水質検査では、シアン検出のために酒石酸緩衝液を使っているが)
調査委員会では、水質検査の過程でシアンが発生した可能性については考えないこと
が書かれている。
この報告書は、以下の点で問題である。
・水質検査方法によっては存在しないシアンを検出してしまう問題を指摘した論文を引用しつつ、水質検査方法に問題がある可能性を考えていない
・再現実験における検査方法を明らかにしていない
引用されている論文はこれ。
シアン化合物の検出では、pHの調整が必要である。pHの調整には、現在、酒石酸緩衝液が使われている。アンモニア態窒素と結合残留塩素が含まれる水では、他の有機酸緩衝液でもシアン化合物は検出されるが、他の緩衝液と比較して、酒石酸緩衝液だけが突出してシアン化合物を作りやすい、ということが示唆されている。
なんというか、このあたりで、政治的な匂いが漂ってきて、ようやく理解できた。
・厚労省は、水質検査の方法の見直しを検討する
・調査委員会は、つじつまのあう報告書を出す
(中の人が納得できなかったので、論文の引用という形で意見を主張してみたw)
・伊藤ハムに水道水1400トン/日を供給し、伊藤ハムは早々に安全宣言を出す
(当初、柏市は、水道水1400トン/日を供給できないと言っていた)
政治的決着が図られたのなら、最初からそう書いて欲しい。アンモニア態窒素、有機化合物を含む水なんて全国に溢れているのに、塩素濃度が下がったくらいでシアン化合物が生成するなら、全国でシアン化合物が生成されているハズである、という余計な心配をしてしまったではないかw
以下、コメント少なめ。
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キャリーバッグは、引くのではなく、前に押して欲しい。
来年夏のH2B打ち上げは、なんとしても見に行きたい。
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これだけだと、何で驚いてるのかわからないけど、
> 麻生首相は東京で衆院本会議に出席
> 午後1時半に本会議終了
> この会議に小泉元首相も出席していた。
>
> 会議終了直後、麻生首相は、そこからすぐ羽田まで移動して、
> 首相用に羽田で待機してた自衛隊の飛行機で愛知まで飛んで
> 3時半には式典に出席。
> 何故か小泉元首相も同時に到着している。
小泉元首相は、自衛隊機よりも速く移動できるらしいw