東北地方太平洋沖地震で被災したみなさまに、心よりお見舞いを申し上げます。
■被災地に救援物資を送る場合の注意事項
1. 自力での輸送は、基本的に迷惑なので、絶対に迷惑にならないように工夫する
・ 自治体やボランティア団体がニーズを把握しているので、
まずはニーズを確認する
・ 物資の受け渡し時に、役所役場の職員の手をできるだけ煩わせないように、
物資は、何が何個あるのか、箱ごと、トラックごとに明記する。
把握するだけじゃなく、ちゃんと書く。
全部で何が何個あるのかを、文書として用意する(受け入れ負荷の軽減)。
・ 小分けのビニール袋を用意する。
・ 賞味期限が1ヶ月未満のものは送らない。
・ 衣類(古着)はいらない。特に穴の開いた服とかゴミでしかない。
・ 赤ちゃん用品はいくらあっても困らない
・ サランラップ、ガムテープ、トイレットペーパーは重宝される
2. 道路は寸断していて、一般車両(一般トラック)での輸送は不可能な上に邪魔
・ ボランティア団体や自治体・自衛隊に物資を預ける
・ 本気で輸送したい場合は、災害地域を走行できる許可
(通行禁止除外指定車標章)を警察(公安委員会)から貰う
3. ヘルメット、マスク、防護メガネ、ゴム手袋は、例え関係なさそうでも必ず携帯する
4. 自分(輸送する人)の食糧・飲料・携帯トイレ等は、必ず持っていく。現地の物資を消費しない。
5. 自衛隊も自治体も、大量の物資を蓄えている。まずはそれらの物資を消費する(順序としては、自衛隊&被災地自治体の物資 → 周辺自治体の物資 → 全国都道府県の物資)。そのため、我々の救援物資が、早急に必要になることはない。自治体の物資が足りなくなると、自治体(主に全国の都道府県)から物資供給のお願いが出され、物資量の多い企業の寄付から順に受け付けられる。我々の、1人当たりせいぜい段ボール数箱分の救援物資はその後となり、場合によっては、現地のニーズが満たされた後に到着し、廃棄されることもある。そういう現実を知った上で準備すること。
■ボランティアに参加する場合の注意事項
1. 女性だけでの被災地入りは止める
(被災地域は治安が悪化する。女性の安全のために人手を割く余裕はない)
2. 体力に自信がない人は参加しない
3. 野宿できない人は参加しない
4. 今冬、インフルエンザワクチン接種を受けていない人は参加を避ける
5. 食糧・飲料・トイレ・ヘルメット・作業服・厚手の軍手・マスク・防護メガネ・ゴム手袋・工具(ノコギリ・トンカチ)・その他消費するものは、自分で持っていく
6. 保険(ボランティア保険)に加入する
7. 貴重品を持ち込まない(盗難が多い)
支援に多寡も貴賤もない。募金での支援でも、十分にありがたいものである。被災地の迷惑にならないように、十分配慮していただきたい。
-- 以下、地震以外のニュース斜読み
◆米国が日本の大規模地震で支援提供、各国からも援助表明相次ぐ
■Remarks to the press in the aftermath of the earthquake and tsunami in Japan
違法献金問題は見逃してやっても良いので、菅首相には震災対応をきっちりやっていただきたく。
アナログ放送に乱れ。
◆「勝利は目前」とカダフィ氏次男、政権側が主要2都市を奪還 リビア