2005年8月22日

BS2アニメ夜話スペシャル、とかいう番組で、劇場版ガンダム3部作を連続放送、とかイカれたことをやっていたので、
カッとなって全部見た。今は反省している。

去年、話題になっていたので、見たいなと思っていて、やっと見れました。
フランスのアニメーション映画です。
デフォルメがすごくて変な感じなんですが、
カリカチュアというのはフランスの文化なんだそうで。
たしかに、動いてる風刺画と言われれば納得です。

ストーリーも変な感じで、どこかで見たストーリーでは決してなく、
主人公はヒーローではない。
それが画とマッチして妙に味わいのある全体感を作り上げていて、良い。
さらに、最後まで破綻せずに世界観を貫き通していて、すごい。

日本のアニメでもなく、ハリウッドのアニメでもない、
フランスのアニメに今後注目だな、とか思いました。


音楽がマッチしてて良い、という評価を後から聞いたのですが、
ベルヴィル・ランデブー以外ほとんど印象に残ってませんでした。
それだけ自然な選曲だったということなのでしょう。

劇場で見損なったので、DVDで見た。

素直に面白かった。

ガンダムとかベルヴィル・ランデブーとかと違い、
見た後に何の感傷も引き起こさない映画というのも
良いものだと思ったり。