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バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会。

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「バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会」っていう
研究会を警察庁が設置して、第1回会合が4/10に開催されていたのですが、
その議事録が公開されていました。

http://www.npa.go.jp/safetylife/syonen29/Virtual.htm

設立の趣旨とか、研究会の方向性とかに意見は無くて、
むしろ今まで無かった方が不思議なのですが、

それ以前に、研究会の名前が悪い。

「バーチャル社会」って。

なんだよ「バーチャル」って。

文字通り受け取って、バーチャルリアリティは社会的に有害だ、
とか言い出す人が現れそうで怖い。


議事録を読むと、
「子どもたちが、性あるいは暴力の対象として扱われている、そうした情報」
が氾濫している社会のことを「バーチャル社会」と呼んでいるらしい。
「携帯電話あるいはパソコンといったものの流通が広がったこと」
もしくは進展する「インターネット社会」の結果として
「子どもたちが、性あるいは暴力の対象として扱われている、そうした情報」
が溢れている、と。


インターネットや携帯電話に現実性を見出せない人が
考えた単語なんでしょうかね。
いまいちピンボケ感が拭えません。
それが狙いなのかもしれませんが。


# どうでも良いんですが、著名な諸先生方が集まっておられるのに、
# 用語の定義もなしにいきなり議論してるのが不思議。
# 諸先生方にとっては言葉の定義が不要なくらい自明な単語なんですかね、
# 「バーチャル」って。

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