自分は知っているから読まなくてOK、とか思って、
そのときはスルーしていました。
■ニッケル・アンド・ダイムド 書評
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最近、ホワイトカラーエグゼンプションの議論などを見聞きしたり、
NHKスペシャルで放送されたというワーキングプアの話を聞いたりして、
釈然としない思いと、他人事ではないという危機感を持っていたところ、
東京駅の本屋で目に留まったので即購入。
読んで愕然としました。
自分は知っているつもりで何も知らないんだと。
貧困に対する最大の対策は雇用、だと思っていました。
働けば住む場所くらい確保できる、と思っていました。
努力すれば貧困から抜け出せる、と思ってました。
それでも機会は与えられるはずだ、と思ってました。
何よりも、貧困が社会から見えていない事実を突きつけられたのが
ショックでした。
アメリカの話ではありますが、日本でも同じことが言える状況に
なっている、というのをNHKスペシャルで放送してたみたいです。
■「ワーキングプアII 努力すれば抜け出せますか」の感想
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(偏っている部分もありますが、良くまとまっていると思います)
放送を見ていないので何とも言えませんが、
明日はわが身、とガクブルでございます。
ぜひご一読を。
# わからないのは、
# 労働者から搾取された富が大企業に利益をもららしたあと、
# どこへ行くのか、ということです。
# 企業にストックされるにしても、どんなタイミングで放流され、
# どの程度還流するのか。
# ソニーみたいに、売れないゲーム機を赤字で大量に作る、
# とかならわかりやすくて良いのですが。
## あと、労働による成果がもたらした利益に対する
## 労働者への還元率の適正値、の考え方、とか。
-- 追記
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