先週から始めた家のデータ整理のかたわら、ここ数年読んでなかった
マンガに手を出してみたり。
もともとマンガは好きなんですが、それだけじゃなくて、
ここ数年よく聞こえる「日本のマンガは衰退している」論について
実際どうなんだろうと思ったっていうのもありまして。
で、気になってたタイトルを中心に読んでみたんですが、
圧倒的じゃないか、我が国のマンガは!
という印象を受けました。マンガの衰退の原因として、
マンガの質の低下を訴える人もいるみたいですが、
クオリティの高いものは高く、低いものは低いっていうのは、
いつの時代もそうだと思われます。
質の低いマンガが最近特に増えているかといえば、
そうではないと思う。定性的ですが。
とはいえ、マンガ雑誌業界の衰退は、確かに事実ですし、
マンガ雑誌以外の娯楽の選択肢が爆発的に増えた現状では、
衰退するのもやむなしでありましょう。
雑誌という活動の場に替わる新しい場の創造する必要があります。
それ以上に恐るべきは、マンガのグローバリズムでしょう。
正式に翻訳・輸出しているマンガも増えていますが、それ以上に、
P2Pの世界で頒布される"manga"の量は、凄まじいものです。
# Fan-subと呼ばれる翻訳グループが翻訳している
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%96
10年もしないうちに、海外のマンガが、同じ土俵に立つことに
なると思われます。そんな時代に日本のマンガが生き残るために、
「圧倒的だ」と慢心せずに、大事に守り育てて行ければ良いな、とか、
自分に何ができるんだろう、とか、思ったりしたのでした。
# 「マンガの質」って言ったときの評価軸って何だよ、とか、
# 本当にマンガ市場は縮小しているのか、とか。
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