アメリカの医療制度の問題点を取り上げた、マイケル・ムーア監督の
ドキュメンタリー映画『シッコ』を見てきました。
おもしろそうだなあとは思いつつも、特段、見に行くつもりはなかった
のですが、TOHOシネマズ10周年とかで安かったので、つい。
値段以上の価値はありました。見てよかったです。
アメリカの医療制度での問題点を、事例から洗い出した後で、
諸外国(カナダ、イギリス、フランス、キューバ)と比較して、
いかにアメリカの制度が劣っているかを上手く表現していました。
もちろん、言外にもいろいろあるんだとうなあ、とは思いましたが、
確かに、アメリカの医療保険制度は酷いw
と、笑っていられないなあ、とも。
日本の制度は、アメリカより随分マシですが、国民性はアメリカに
似てきているところに危機感を持っています。
劇中でそれを語った、イギリスの元議員トニー・ベン氏の話は必見。
僕が日ごろ思っていることをハッキリと代弁してくれました。
主題であるアメリカの医療保険制度だけでなく、それを取り巻く
政治的な話題についてもいろいろ取り上げていて、
非常に満足度の高い映画でした。
たまにはこういうのもいいですね。
TOHOシネマズ川崎のプレミアスクリーンで鑑賞。
E列5番、ど真ん中を押さえることができました。
完璧に定位でビックリした! &感動した! んですが、
ドキュメンタリーだからまったく意味なしw
レイトで、アメリカのドキュメンタリーってことで、
劇場はガラガラでした。
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