Copyright (C) 講談社, rem. モーニング・ツー vol06 より引用
気分転換に部屋の掃除をしていたら、今月頭に買ったモーニングツーに掲載された
海外アーティストの描いたマンガ「影の祭」の感想とか書いてないことに気が付いたので。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=613294873&owner_id=2549519
モーニング国際新人漫画賞についてはこの辺
http://e-morning.jp/mimc/
画力は凄い。
トーンを使わず、線とベタだけで描いていて圧倒される、というか独特の雰囲気で面白い。
とはいえ、濃淡すら表現しないので、日中の木陰のシーンなどは分かりにくいのも確か。
ぺらぺらめくって理解できるくらいの密度の薄さが推奨される昨今の流行とは、
(良いことだと思うけど)確実に逆行しているwww
人物が魅力的に描けている。
躍動的で表情豊か。感情表現もできている。キャラデザも一般受けしそうな美男&美少女。
ストーリーが描けている。
起承転結がしっかりしてるせいで、ラストの穏やかな空気が良い。
ジャパネスク(?)を舞台にしたのはマイナス評価。
記号として、キツネ、鬼、妖の類を説明なしに使える、ってことで便利だったのかも。
とはいえ、「山間に太陽と鳥」を朝日の意味で使っていたり、細かい誤解が散見されるので
今後もこの方向で行くなら、もうちょっと勉強してからの方がいいと思う。
ま、日本に住んでないと、わっかんないよねーwww
マンガ的な記号っていうよりは、文化的な記号だもんね。
才能のある新人が世界中から集まれる土台を、もっと早く作る必要があるかもしれません。
新しい時代の予感を確固たるものにする、実に興味深い作品でした。
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