2008年1月13日

◆NHKスペシャル シリーズ　最強ウイルス　第１夜　ドラマ　感染爆発～パンデミック・フルー

http://www.nhk.or.jp/special/onair/080112.html



ドラマ仕立てのNHKスペシャルは始めて見た、っていうか人間ドラマは余計・・・。

・・・まあ、ちょっとは、アレだったけど。



厚労省の対応が早過ぎ、的確すぎ、と思ったら、中盤から厚労省らしくなってきて安心した。

ただ、死者が100万人を越えたら、インフルエンザそのものより騒乱の方が心配だよね。



新型インフルエンザの脅威を伝えるっていう点ではよくできたドラマだったけど、

視聴者が、タミフルの家庭備蓄っていう方向に進むんじゃないかと、ちょっと心配になった。



っていうか、タミフルってどこで売ってますか？ｗ

（医師の処方箋がないと買えません。）



シリーズ第2夜は、今夜9時から放送。





# 劇中でも「無理だ」と断言してましたが、パンデミックを防げなかったときの対策、

# っていうのは、実に困難ですね。



## 数ヶ月引き籠もるにしても、食糧の備蓄とかムリぽ

## あと、ライフラインは無事なんだろうか。せめて電気と水道だけは止まって欲しくない。



### ウイルス除去機能付き空気清浄機が、あまり意味もなくバカ売れの予感。

### あ、感染した家族がいる家庭では重要なのか。





-- 関連記事



◆南京に住む父子の鳥インフル、人から人への感染を確認

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080110i111.htm

◆青森家族殺害：猟奇的ストーリーの漫画本を押収

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080113k0000m040103000c.html



青少年の、家族に対する殺人事件

　　→ 「ひぐらしのなく頃に」が発見されたと報道

　　　　→ またひぐらしか

　　　　　　→ 放送自粛ムード

　　　　　　　　→ 竜騎士07氏がコメント発表

　　　　　　　　　　→ 次の事件まで沈静化







根本的な問題が何だったか、の方が重要で、

犯行のインスピレーションをどこから受けたか、は2番目でしかないと思うんだけど。



なんで短絡的な方に、警察も、マスコミも、視聴者も、流れるんだろうね、

っていうか分かりやすいからなんだよね。



正直、よく分からないし、よく知らないのにどうこう言うのはアレなのでアレなんだけど、

地元は大騒ぎになってるのかなー、と思ったり、アパートの場所とか知ってるので

アレだなあ、と思ったりして、連日の報道を眺めていたりする毎日です。

■NHKスペシャル シリーズ　最強ウイルス　第２夜　調査報告 新型インフルエンザの恐怖

http://www.nhk.or.jp/special/onair/080113.html





> しかし、医師やベッドの確保をどうするのか、実際の準備は自治体任せです。

> こうした状況について、国はどう考えているのでしょうか？

> 「自治体に対する助言なり支援なりは国としてやっていきたいと思います（厚労省）」



答えになってないし！！

役人用語として翻訳しちゃうと「とくに何もしませんよ」なんだけど、それでＦＡ？





命の優先順位（アメリカ）とかいう話題が上がっていましたが、

パンデミックが起きたら、我先にと、自分を優先する人たちが現れたりするんだろうなあ、

とか思って冷ややかに見てしまいました。



っていうか、第1位は大統領じゃないんだｗ





命の取捨選択なんて考えたくないなあ、と思うと同時に、その責を負わされる医師に、

なんというか、今から尊敬の念を禁じ得ません。



逃げ出す医師も責められないよね、いや、全くもって。





というわけで、パンデミック状況下で不足するもの、必要とされるものを考えてみると、

　・籠城してる人向けの食糧配達サービス

　・治安維持

　・道路の確保

　・患者を収容する施設、ベッド、人工呼吸器

　・患者を搬送する車両



収容施設がないのが痛いですね。

学校の体育館や教室の「中」に、組み立て式の収容施設を作るというのはどうだろう、

とか思ったりしました。



しかし、どれもこれも、ビジネスにはなりにくいですねー。

だからこそ、国や自治体がなんとかしなきゃいけないんですが。



一度、行動計画指針とやらを見てみたいですね。





NHKスペシャル 最強ウイルス の再放送は、1/16と1/17、午前0:10からだそうです。

http://www.nhk.or.jp/special/rerun/index.html