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報道と野次馬の境界

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◆同じ空間を共有できていたのか--秋葉原事件の撮影について
http://japan.cnet.com/blog/sasaki/2008/06/14/entry_27002476/

実に興味深い。
まさにジャーナリズムの根底にある問題だよね。

ジャーナリストは、常にその野次馬根性を批判されることを覚悟しなければいけないと思うんだけど、秋葉原で撮影してた人たちは、たぶん批判されることを覚悟してなかったんじゃないかな、きっと。
ジャーナリストが集まって会社組織になったのも、メディアスクラムも、批判からジャーナリストを守る盾が欲しかったから、だよね。

カメラを構えると、なんとなく客観的な立場になったような気がする、っていうのもあると思う。自分はそこにいなくて、ただカメラを通じて現場を見ているような、そんな錯覚。とても危険な感覚だと思う。

多くの人に対して個人が情報を発信できる時代だからこそ、情報を発信するということの意味や考え方を学ぶべきだと思うんだ。僕も含めて。


# メディアの客観性とかそんな問題もあるよね。

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