倉庫代わりに使っていた実家が、建て直しのために解体される、
という脅しに屈して(?)、この正月は、
実家の荷物(本やノートやメディア)を処分し続けてたわけですが、
荷物ということはつまり、僕の生きてきた証、ということであって。
思いもよらず、半生を振り返る良い機会になったのでした。
(ScanSnapしながら)
今回、ScanSnapしたものの多くが教科書だったり学術系の本だったり
したわけなのですが、それには理由がありまして、
・僕は記憶力が弱いので、本などに対してindexingしたもの
だけを記憶してたりするので、本が失われるとつらい
・と言いつつ、そのindexが年々失われている orz
・入手困難な本が多い(単純に、売れないから)
といったことなのであります。
しかし、教科書やら参考書やら大学の時分に読んだ難しい本やら
並べてみますと、その内容をほとんど忘れてしまったとはいえ、
なにかしら学んだときの情景っていうのは心に刻み込まれているもので、
感じ入るところがあるのでございます。
高校、大学で学んだ内容を忘れてしまっていると、
自分は高校・大学で何を学んだのか、疑心すら抱いてしまうものですが
そのような情景を心に浮かべることで、
確かに自分は何かを学び、自分の一部となっているんだ、
という実感に似た答えを見い出した心持ちになったわけです。
それこそが生きた証であり、明日を生きる力となるんだと
思ったのであります。
まあ、学んだ内容は思い出せてないんですがw
# 人間には時々ふと立ち止まって考える時間が必要だ、
# なんてことが書かれたマンガっていうかバイブルが発掘されて、
# 4年ぶりに読んで、4年ぶりに圧倒されたりして。
# 昔は、教科書をindexingしている、とは言わず
# 教科書にポインタを張ってる、と言ってたのを思い出しました。
# 時代が変わると、同じ概念に対して挙げる特徴が変わる、
# 特徴として抽出するための価値観が変わるんですかね。
# あと、昔書いた小説が出てきて痛々しかった。orz
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