6/9ニュース斜読み－秋葉原連続殺傷事件から1年。

17人が死傷した秋葉原連続殺傷事件から1年となった6月8日。秋葉原では、多くの人が献花を供え、黙祷を捧げた。加藤智大の裁判は、今月22日の公判前整理手続から始まる。

時事の写真では、右側に殺到するマスコミが。と思ったら、共同の写真では、反対側にもマスコミが。取り囲んでるのか？　警視総監は、いったい誰に祈りを捧げたのだ？　ってことになる構図。

■秋葉原無差別殺傷事件の現場　１年後の様子 - アキバBlog
■秋葉原無差別殺傷事件から１年　献花をあさるマスコミ - アキバBlog

数字を稼ぐことが第一命題の方々。産経の写真にも。産経はなかなか良い写真を撮るね。

■「努力が足らない」だと？～『排除の空気に唾を吐け』雨宮処凛著（評者：山岡淳一郎）：日経ビジネスオンライン

たぶん、加藤智大は、上記のマスコミの姿勢もそうだし、事件を都合良く解釈する人たちもそうだけど、他人を利用する人たちに反感を持ってたんだと思うよ。うまく説明できないけど、「上手に社会に迎合する努力」だけが、唯一、社会で生きていくために必要な努力であるような社会構造の中で、そのことを理解しつつも、矜持のようなもののためにそれができない自分と、逆にそのような自分を生み出した社会と、自分のような人間を生んでいる社会の暗黙的な支配構造とに、絶望したんじゃないかな。

■加藤被告『誰にも会わない。何もいらない』

> 「本人は既に死刑を覚悟し、未来への展望を持っていない。『今さら何を言っても同じ。どうせ誰も分からない』と、世の中へのこだわりを捨て去ったのでは」

加藤智大の現在の存在価値は、「なぜ社会が加藤智大という存在を生み出したのか？　という疑問を解決すること」というただ一点にのみにある。ぜひ自分の言葉で語って欲しい。その後で自分の犯した罪の重さを実感しながら罪を償え。

◆エールフランス機の残骸発見
◆収容遺体は17人に、ブラックボックスは依然不明エールフランス機事故

正しくは15人であると訂正された。

◆【図解】エールフランス機の捜索状況
◆【図解】エールフランス機のブラックボックスを捜索する「ノーティル」

6000m級の深海調査船。

◆【図解】航空機の飛行記録、ブラックボックスとコックピットボイスレコーダー
◆飛行機の「ブラックボックス」：現状と未来（3/10、再掲）

◆レバノン議会選、親米与党が勝利...イラン寄り拡大に歯止め
◆レバノン議会選、親米与党連合が勝利宣言

オバマ大統領の演説が功を奏し、親米与党が70/128議席を確保した。ブッシュの後ろにいた人たちが、今後どう動くのか生暖かく注視したい。

◆オバマ大統領が「毒見役」を帯同、パリのレストランでも活躍

結構、いろんなところに行って食べる人だよね。