新型インフルエンザが日本でも流行期入りしました。混乱が起きる前に、必要なものを準備しておきましょう。
A: 2週間分の食糧
地震と違い、新型インフルエンザでは、ライフライン(水道・電気・ガス)は止まりません(ライフラインを維持してくださる方々に心から感謝)。そのため、食糧備蓄は、調理が必要なものでも構いません。
  ・ コメ
  ・ 乾麺
  ・ 調味料
  ・ レトルト食品
  ・ 缶詰食品
  ・ 栄養補助食品
  ・ 栄養調整食品(カロリーメイトなど)
  ・ ゼリー状飲料(ウィダーinゼリーなど)
  ・ スポーツドリンク
特に、自宅療養に備えて、ビタミン・ミネラルを補給するサプリメントなどの栄養補助食品や、水分補給のためのスポーツドリンクは欠かせません。
B: 医薬品
自分や家族がインフルエンザに感染し、自宅で療養する事態を想定し、医薬品を準備しましょう。
ただし、インフルエンザに対して風邪薬は禁忌です(アセトアミノフェンのみ有効)。とくに、小児に対しては、アセトアミノフェン以外の風邪薬を、絶対に投与してはいけません。
インフルエンザを発症した際には、最寄りの診療所で診察を受け、薬を処方してもらってください。タミフルやリレンザが底をついたと報道されていても、診察だけは必ず受けましょう(アセトアミノフェンなど、安全な解熱剤が処方されると思います)。なお、診察を受ける際には、移動中の感染拡大防止のため、マスクを着用してください。
  ・ 栄養剤
  ・ N95マスク(人数×3)
  ・ 感染防止用ゴーグル(サングラスでもとりあえずはOK)
  ・ 氷枕(冷えピタなど)
  ・ ガーゼ
  ・ タオル(大量に必要になります)
  ・ 保湿ティッシュ(鼻をかんでも痛くならない)
  ・ ウェットティッシュ(アルコール入りのもの)
  ・ 消毒用ハンドソープ
  ・ 消毒用アルコール
  ・ ゴム手袋
  ・ ビニール袋(ウイルスに汚染されたものを部屋から運び出す時など)
C: その他・日用品
  ・ 塩素系漂白洗剤(汚染された衣服やタオルを消毒できる)
  ・ 加湿器
  ・ 空気清浄機(ウイルスに対する効果を謳っていても、実際の効果は不明)
  ・ 心の準備(世界で数百万規模の死者が想定されます)
慌てず、騒がず、手際よく準備を進めましょう。
風邪やインフルエンザを発症して発熱するのは、ウイルスを排除するための防衛反応です。発熱は、ウイルスが増殖しにくい温度にまで体温を上げる役目を果たすとともに、自分の免疫系を活性化させるスイッチにもなっています。風邪を引いたときに、暖かくして横になり、一晩じっくり汗をかいた方がよい、と伝えられるのはそのためです。
風邪薬は、解熱剤と抗ヒスタミン剤で構成されています。解熱剤は、防衛反応を意図的に弱めることになります。通常の風邪であれば、防衛反応を弱めても、致命的になりません。発熱しなくても風邪ウイルスを押さえ込めるくらいの免疫が人間には備わっているからです(が、長引きます)。
一方、インフルエンザウイルスの増殖力は、風邪ウイルスとは比べものになりません。防衛反応を弱めることは、症状の深刻化に直結します。
タミフルやリレンザといった抗インフルエンザ薬は、ウイルスの増殖を抑える薬です。感染してから48時間以内に服用する、というのは、それが理由です。増殖してしまってからでは遅いのです。熱があるな、と気が付いたら、安易に解熱剤に頼るのではなく、すぐに病院で診察してもらいましょう。
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