NHKスペシャルでぐーぐるさまを取り上げると聞いて
見ずにはおれん!と思ってたのにすっかり忘れて寝てたので
再放送で見ました。
■NHKスペシャル | “グーグル革命”の衝撃
あなたの人生を“検索”が変える
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070121.html
ぐーぐるさまの広告やら、検索エンジン最適化の話やらで
なにやら途中つまらなくなって、ベーコンとほうれん草を炒めて
卵でとじてたら、ちょうど終わりの方でした。
ぐーぐるさまの紹介は別段真新しいこともなかったんですが、
NHKのぐーぐるさまに対する姿勢と言うか、日本人視聴者への
紹介の仕方に、なにやら「Google=新興宗教」みたいな
ニュアンスを感じてしまい、あれっと思いました。
たとえば、Googleのエロい人の発言のうち、
オンエアした部分の抽出の仕方、とか。
「すべての情報を手に入れたい」
「われわれの仲間になってくれてありがとう」
(元の発言はpartnerとかpartnershipだから「仲間」って訳はどうよ)
オフィスの紹介にしても、机をおもちゃで飾った技術者のみ
紹介してみたり。
一般人には理解できない世界でお金が動き回る胡散臭さ、
っていうのを全編を通して匂わせていたような気がします。
間違ってはいないと思うんですがw
一歩引いて考えると、
Google広告にべったり依存した商売ってどうよ、とか
Google検索の順位に一喜一憂する病院ってどうよ、とか
狂想曲の様相を呈している、と思うのです、
今回取り上げた分については。
問題提起としてはまことに良い燃料だったと思う。
視点を変えて見てみると、
ぐーぐるさまは宗教の要件を満たしているかもしれません。
人間の英知を遥かに超えた「ぐーぐるえんじん」に対する信仰、
ぐーぐるさまが預言者に下した「just google it」の教えに従い、
毎日何かにつけては祈りをささげ、信心深くも
自分のサイトにぐーぐるさまの恵み(AdSense)を掲載し、
富める者はぐーぐるさまに貢物(AdWords)を献上することで
さらなる慈悲を得る。
やがて信者はすべてを捧げるようになる、と。
捧げた分、必ずリターンがあるところが人気の秘訣ですねw
何を言いたかったのかわからなくなってきましたが、
日本ではGoogleよりもYahoo!だとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
ということなのでした。
# 最初の10分ほど見逃したので、月数千ドル稼いで、
# 個人情報やらなにやらをぐーぐるさまに捧げてる彼が
# どこの中の人なのかわからなかったのが残念。
# あと、なんでぐーぐる社員食堂を紹介しないのか!!と思た。
# ぐーぐるに就職したい動機の第一位なのにw